会社設立のきっかけ

当社、ピリカワークス株式会社は、代表の大沼(北海道出身)が「地方を活性化したい」という想いにより2011年に設立された会社です。地方出身者として、地元の北海道や各地域の活気のない話を聞く度に、寂しい想いとなんとかしたいという使命を感じていました。旧友や仲間の話では、地元に職が無いために家族と離れて出稼ぎをせざるを得なかったり、長らく職に就けないといった話を聞くことも多く、地方における雇用創出については特に強い想いがありました。

 

そうしたことをきっかけに、創業以来まずは「地方における1世帯あたりの家計所得の向上」、つまりは「地方で生活する人々の毎日をより豊かにすること」を一つの目的としました。

 

その中で我々は特に、これまで家庭に入らざるを得ず、思うような活躍の場を得ることができなかった「主婦の力」に注目をしました。今後、人口減少が進む日本国内において、労働力不足を補う重要な担い手であり、家計所得の引き上げに繋がると考えたためです。

 

最初に始めた事業は、当社が受託したCS(カスタマーサポート)業務を地方在住の主婦の方々にお願いをすることでした。

 

東京と地方、離れた場所での仕事は、当初コミュニケーションが上手くいかず戸惑うシーンもありましたが、双方で地道に業務の効率化を図っていったところ、2ヶ月を経過する頃からスムーズに業務がまわり始めました。難しいと思われていた地方における在宅業務も工夫すれば十分ワークすることを経験を通じて実感できました。

 

福島との出会い

こうした経験を重ねながら本格的に地方で雇用創出できるビジネスを生み出したいと考え始めた頃に、地方の活性化に関するイベントで福島の方と知り合い、その現状を知ることになりました。

 

福島の主婦の方々にお伺いしたところ、3.11の震災以降、最近では有効求人倍率は回復してきたものの建設業の仕事の割合が多く、パートやアルバイトの仕事が減少してしまい、仕事をしたくても思うように出来ない状況になってしまったそうです。

 

また、人口流出のペースは平常時に近い状態となってきたとはいえ、引き続き数万人の単位で県外避難者がいる状態が続いています。こういった状態を少しでも改善するための打ち手として、福島の主婦の方に在宅でできる仕事を提供し、世帯あたりの所得を改善できないものかと考えました。

 

「困っていることの解決」で福島に雇用を創出できないか!?

福島に雇用創出を、そして在宅で主婦の方たちにお願いできる仕事を作り出せないか。一方で仕事を生み出すための仕事ではない、本当に役に立つ、「困っていることの解決」となる事業はないか、その時に思いついたことがありました。それは毎月自分たちで行っている領収書データの作成業務を福島の方にお願いするということでした。

 

当時私たちも会社を設立して1年目、毎月月末になると何十枚とある領収書の処理に四苦八苦していました。「もっと楽にできたら」「もっと本業に集中したいのに」私たち以外にも、そんな悩みを持っているベンチャー企業や個人事業主の方は多いのではないかと気が付いたからです。

 

毎月の経費精算について、自分たちの「困っていること」、ベンチャー企業や個人事業主の方たちから聞いた「困っていること」を解決できるサービスを創りました。皆さんの「困っていること」を解決できる便利なサービスを利用していただくことが、結果として地方、福島での雇用の創出につながります。

 

新しい復興支援のカタチ、それがこの『トッテオクール』なのです。

 

ピリカワークス株式会社
大沼 健哉
鹿嶋 健介

 

 

<復興支援型地域社会雇用創造事業に採択されました>

インターネット活用により地方の雇用創出を支援するピリカワークス株式会社(本社:東京都北区)は、内閣府主催の復興支援型地域社会雇用創造事業(http://fukkou.chiikisyakai-koyou.jp/)を展開する「SEEDx 地域未来塾 福島」の社会起業プランコンペにて支援事業として採択され、7月より福島地域における雇用創出事業を開始します。

また、本プロジェクトは福島地域における雇用創出のみならず、社会起業や社会的企業への就職、社会的企業の活動支援等に強い関心を持つインターンの方々と活動を共にすることで、次世代の起業家を生み出すことにも協力して参ります。

 

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SEEDx地域未来塾